どうも、こどら(@codora_blog)です。
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本記事では、民間の生命保険に入る前に知っておきたい『遺族年金の受給額』について解説します。この制度を知らずに生命保険に入っていませんか?メタボ保険料になっていませんか?生命保険に加入するときは、『遺族年金』+いくら貰えれば生活できるのかをよく考えて生命保険に加入しましょう。
・これから生命保険に加入しようとしている方
・生命保険の最適化が可能
・遺族年金がいくらもらえるのかわかる
もし僕が死んだ場合に残された家族のため、生命保険に入らなきゃ。
『遺族年金』って知ってる?
『遺族年金』?名前だけ聞いたことあるような、ないような・・・
大黒柱が亡くなっても、残された家族は遺族年金によって、最低限の生活は守られるにゃ。
遺族年金とは?
遺族年金とは、国民年金または厚生年金保険の被保険者または被保険者であった方が、亡くなったときに、その方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。
遺族年金の種類とは?
遺族年金には、「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」があり、亡くなられた方の年金の納付状況などによって、いずれかまたは両方の年金が支給されます。
①遺族基礎年金のみ
①遺族基礎年金+②遺族厚生年金
遺族基礎年金が受給できる条件とは?
遺族年金を受給するためには、「亡くなった人の条件」と「受給する人の条件」をクリアする必要があります。
亡くなった人の条件
亡くなった人が、次に掲げる要件のいずれかを満たさなければ遺族基礎年金は支給されません。
- 国民年金に加入中である
- 国民年金に加入していた60歳以上65歳未満の人で日本国内に住所がある
- 2017年7月までに老齢基礎年金を受けられるようになった
- 老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある
受給する人の条件
遺族基礎年金がもらえるのは、以下の人たちです。
- 死亡した人によって生計を維持されていた子供のいる配偶者
- 死亡した人によって生計を維持されていた子供
遺族厚生年金を受給できる条件とは?
遺族厚生年金も、遺族基礎年金と同じように細かな要件が定められており、その要件を満たさないと支給を受けることはできません。
亡くなった人の条件
<短期要件>
- 厚生年金に加入している間に亡くなった
- 厚生年金に加入している間に初診を受けた傷病で、初診日から5年以内に亡くなった
- 障害等級1級または2級の障害厚生年金の支給を受けられる人であった
<長期要件>
- 2017年7月までに老齢厚生年金を受けられるようになった
- 老齢厚生年金の受給資格期間が25年以上ある
受給する人の条件
遺族厚生年金を受給することができるのは、死亡した人によって生計を維持されていた家族のうち一定の人です。受給者に順位が設けられているのは、その順位が受給できる人の優先順位を表しているからです。
【第1順位】
・妻(年齢の要件なし。ただし30歳未満で子供がいない場合の支給期間は5年間のみ。)
・夫(遺族基礎年金を受給しており、生計を維持していた人が亡くなった時に55歳以上である場合。なお支給開始は60歳からとなります。)
・子供(高校を卒業する年齢(18歳になって最初に迎える3月末)までの期間。障害等級1級または2級に該当する場合は20歳になるまでとされます。)
【第2順位】
・父母(生計を維持していた人が亡くなった時に55歳以上である場合。なお支給開始は60歳からとなります)
【第3順位】
・孫(高校を卒業する年齢(18歳になって最初に迎える3月末)までの期間。障害等級1級または2級に該当する場合は20歳になるまでとされます)
【第4順位】
・祖父母(生計を維持していた人が亡くなった時に55歳以上である場合。なお支給開始は60歳からとなります)
遺族年金いくらもらえるの?
遺族基礎年金と遺族厚生年金でそれぞれいくら貰えるか以下に示します。
②遺族厚生年金:平均標準報酬額*によって決まる(子どもの有無や妻の年齢にも影響される)
ケース1・・・月収25万円・子ども1人の場合、月額約33,000円 →年額約396,000円
ケース2・・・月収35万円・子ども1人の場合、月額約47,000円 →年額約564,000円
ケース3・・・月収45万円・子ども3人の場合、月額約60,000円 →年額約720,000円
月給約35万円で子ども1人の場合、年額約157万円でざっくり月額13万円の遺族年金が貰えます。
まとめ
遺族年金を踏まえたうえで、生命保険に加入しよう!
こどらは掛け捨ての月額3,000円くらいの生命保険に加入したにゃー。
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